~第1回~ 丹波哲郎が霊界研究をはじめたきっかけ
~第1回~ 丹波哲郎が霊界研究をはじめたきっかけ 著 者: 小林正希(COREZON)
丹波哲郎が霊界へ旅立って早3ヶ月が過ぎた。
丹波が主宰していた「来世研究会」の事務局長として14年間、本当に身近で多くのことを学んだ。丹波は私の人生の中でおまりにも大きな影響力を持っている。豪快な人柄に男として惚れた私は、ついに霊界へ旅立つ日までおそばでお手伝いをさせていただいた。
ここで思い出話をするつもりはない。丹波の意志を継ぎ、霊界の宣伝使として、微力ながらこの場を借りて、皆さんにお伝えしていくことこそ私の使命と感じ、アーティクルを公開しようと思ったのだ。それでは、早速お話ししていこう。
●宗教とは全く縁のなかった丹波哲郎
1973年に、丹波哲郎は映画「人間革命』で創価学会の二代目会長 戸田城聖の役を演じた。ところが丹波は、およそ宗教については無縁な人で、何も知らない。それでも、とにかくこの役を引き受けて、撮影に入ることになった。あるとき、撮影中にとんでもない間違いをしでかしてしまったのだ。
富士宮までロケに出かけ、総本山である大石寺のご本堂(御宝蔵というらしい)前の石段のあたりでお題目を唱えるという重要なシーンを撮ろうとしていた。スタッフばかりでなく、創価学会の関係者も見守るなかで撮影は順調に進むかと思えた。
ところが、そのとき、丹波はなんと、「南無阿弥陀仏 ナムアミダブツー」とやってしまったのである。カメラマンが真っ青になって素っ飛んできて、「違いますよ! 違いますよ!」とあわてて止めた。「えっ、どうしたの?」と丹波はまだ気付かない。
「南無妙法蓮華経ですよ、丹波さん」と言われて、ようやく「ああそうか」という具合だった。スタッフだけならともかく、創価学会の開係者も見学に来ていた。しかも、総本山でだ。
まさに冷や汗ものだが、これくらい宗教には関心がない人だった。
●ある友人の「死」から……
それほど「宗教」とは無縁だった丹波が、では、なぜ、死後の世界に興味を持つようになったか?
目の見えない方が火に近づいて火の暖かさを感じるように、自然にその興味はわき上がってきたのですが、改めて考えてみると、直接のきっかけは、ある友人の死にであったことにあると思う。
その友人は癌に冒されて、苦しみ抜いた挙げ句に亡くなったのだが、丹波はその様子を目の当たりにしただけに、死に様の、余りのみじめさに心をふさがれるような思いをした。傷ましくて傷ましくて目をふさぎたくなるような思いに何度となくとらえられた。 そのときに、つくづくと考えたそうだ。
死というのは、誰にでも必ず一度は訪れるのだから、もっと楽に、もっと「カッコよく」死ねないものだろうか。まして、自分は、いわば常に「カッコよさ」を売り物にする俳優である。あんなふうに、みじめに騒いで騒いで死ぬのは厭である。第一みっともない。とにかく、もっと気持よく、もつと「カッコよく」死ぬ方法はないだろうと。
こんな単純で、漠然とした動機をまず、持ったそうだ。
具体的に研究しはじめたのは、それから五年くらいたってからだったと聞く。
研究するとは言っても、初めは、自分自身が納得できればそれでいいという考えで、あくまでも自分自身を納得させるための「手段」としてのみ考えていたそうだ。
これが丹波哲郎がこの世界を研究するきっかけであった。
その友人の死から40年ほど経った今、本人は霊界へ旅立ってしまった。
冒頭でも話したが、丹波哲郎は私たちに伝えていたことを、このアーティクルの中で一つ一つご紹介していこうと思っている。それが、丹波哲郎の遺志であるからだ。私もミニ霊界の宣伝使としての第一歩の活動である。
今回は丹波の口癖 『情けは人の為ならず』 だ!
丹波曰く
もし、あなたが「人間は死んだらそれまでである。すべてが 終わり であり 無 に帰する」と考えているとするならば、それは「旅の恥は掻き捨て」的な人生と言わねばならない。その反対に、もし、「生命は永遠である」と感じられたならば、うかつな人生は送れないはずだ。どちらが幸せな生き方ですか?
生命が永遠ならば、戦争なんてとんでもない。人をねたむ、うらむなんてとんでもない話になる。一人でも多く、何とか自分の力の及ぶ限り、不幸な人間を助けたいという考えになるはずだ。そうした言動が巡り巡って自分に返ってくるのだ。
『情けは人の為ならず』、誰のためでもない自分の為なのだ。
私は、常々次の言葉をモットーとしている。
「明るく、すなおに、あたたかく」
このように生きていくことこそ、真の健康的幸福な生き方と確信している。
丹波哲郎の霊界サロン http://www.tamba.ne.jp
小林正希(COREZON) http://corezon.jp
アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
丹波哲郎が霊界へ旅立って早3ヶ月が過ぎた。
丹波が主宰していた「来世研究会」の事務局長として14年間、本当に身近で多くのことを学んだ。丹波は私の人生の中でおまりにも大きな影響力を持っている。豪快な人柄に男として惚れた私は、ついに霊界へ旅立つ日までおそばでお手伝いをさせていただいた。
ここで思い出話をするつもりはない。丹波の意志を継ぎ、霊界の宣伝使として、微力ながらこの場を借りて、皆さんにお伝えしていくことこそ私の使命と感じ、アーティクルを公開しようと思ったのだ。それでは、早速お話ししていこう。
●宗教とは全く縁のなかった丹波哲郎
1973年に、丹波哲郎は映画「人間革命』で創価学会の二代目会長 戸田城聖の役を演じた。ところが丹波は、およそ宗教については無縁な人で、何も知らない。それでも、とにかくこの役を引き受けて、撮影に入ることになった。あるとき、撮影中にとんでもない間違いをしでかしてしまったのだ。
富士宮までロケに出かけ、総本山である大石寺のご本堂(御宝蔵というらしい)前の石段のあたりでお題目を唱えるという重要なシーンを撮ろうとしていた。スタッフばかりでなく、創価学会の関係者も見守るなかで撮影は順調に進むかと思えた。
ところが、そのとき、丹波はなんと、「南無阿弥陀仏 ナムアミダブツー」とやってしまったのである。カメラマンが真っ青になって素っ飛んできて、「違いますよ! 違いますよ!」とあわてて止めた。「えっ、どうしたの?」と丹波はまだ気付かない。
「南無妙法蓮華経ですよ、丹波さん」と言われて、ようやく「ああそうか」という具合だった。スタッフだけならともかく、創価学会の開係者も見学に来ていた。しかも、総本山でだ。
まさに冷や汗ものだが、これくらい宗教には関心がない人だった。
●ある友人の「死」から……
それほど「宗教」とは無縁だった丹波が、では、なぜ、死後の世界に興味を持つようになったか?
目の見えない方が火に近づいて火の暖かさを感じるように、自然にその興味はわき上がってきたのですが、改めて考えてみると、直接のきっかけは、ある友人の死にであったことにあると思う。
その友人は癌に冒されて、苦しみ抜いた挙げ句に亡くなったのだが、丹波はその様子を目の当たりにしただけに、死に様の、余りのみじめさに心をふさがれるような思いをした。傷ましくて傷ましくて目をふさぎたくなるような思いに何度となくとらえられた。 そのときに、つくづくと考えたそうだ。
死というのは、誰にでも必ず一度は訪れるのだから、もっと楽に、もっと「カッコよく」死ねないものだろうか。まして、自分は、いわば常に「カッコよさ」を売り物にする俳優である。あんなふうに、みじめに騒いで騒いで死ぬのは厭である。第一みっともない。とにかく、もっと気持よく、もつと「カッコよく」死ぬ方法はないだろうと。
こんな単純で、漠然とした動機をまず、持ったそうだ。
具体的に研究しはじめたのは、それから五年くらいたってからだったと聞く。
研究するとは言っても、初めは、自分自身が納得できればそれでいいという考えで、あくまでも自分自身を納得させるための「手段」としてのみ考えていたそうだ。
これが丹波哲郎がこの世界を研究するきっかけであった。
その友人の死から40年ほど経った今、本人は霊界へ旅立ってしまった。
冒頭でも話したが、丹波哲郎は私たちに伝えていたことを、このアーティクルの中で一つ一つご紹介していこうと思っている。それが、丹波哲郎の遺志であるからだ。私もミニ霊界の宣伝使としての第一歩の活動である。
今回は丹波の口癖 『情けは人の為ならず』 だ!
丹波曰く
もし、あなたが「人間は死んだらそれまでである。すべてが 終わり であり 無 に帰する」と考えているとするならば、それは「旅の恥は掻き捨て」的な人生と言わねばならない。その反対に、もし、「生命は永遠である」と感じられたならば、うかつな人生は送れないはずだ。どちらが幸せな生き方ですか?
生命が永遠ならば、戦争なんてとんでもない。人をねたむ、うらむなんてとんでもない話になる。一人でも多く、何とか自分の力の及ぶ限り、不幸な人間を助けたいという考えになるはずだ。そうした言動が巡り巡って自分に返ってくるのだ。
『情けは人の為ならず』、誰のためでもない自分の為なのだ。
私は、常々次の言葉をモットーとしている。
「明るく、すなおに、あたたかく」
このように生きていくことこそ、真の健康的幸福な生き方と確信している。
丹波哲郎の霊界サロン http://www.tamba.ne.jp
小林正希(COREZON) http://corezon.jp
アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
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