20代、30代に受ける携帯サイトの作り方
20代、30代に受ける携帯サイトの作り方 著 者: itti
携帯サイトは若年層になるほど、利用者が多く、10歳代では47%のユーザーが毎日携帯サイトを利用しています。
最近では40歳代の利用者も増加してきています。
携帯サイトの利用経験が最も多いのが、「着うた」「着メロ」などの「音楽ダウンロード」、次いで路線や時刻表などの「経路サービス」となっています。
一方、日々アクセスする利用頻度の高い携帯サイトは「mixi」のようなSNS(ソーシャルネットワーク)や、ブログ、口コミサイトなど、情報コンテンツが目立ちます。
ブログにはよくGoogleの「AdWords」広告のようなキーワード広告が貼られていることが多いので、クリック先をPC専用のWEBサイトへのリンクだけではなく、携帯サイトへの誘導も広告プランに組み込むか、PCサイト、携帯サイトに自動的に振り分ける機能を実装する方がベターでしょう。
また、「動画のダウンロード」が6位になっています。最近では商品の携帯サイトでもTVCMが見られるようになっているサイトも多くなってきており、ユーザーのニーズが高いことが分かります。
10歳代では「着メロ・着うた」、「ブログ、SNS」の利用が目立ち、40歳代では「交通・地図」などの利用が目立ちます。
10歳代20歳代では、携帯電話でインターネットを利用するのが当たり前となっているのに対して、30歳代40歳代ではPCが利用できない時に携帯電話を使ってインターネットを利用するタイプが多い。
10歳代20歳代は自宅に個人のPCを持っていないのが理由としてあるが、大多数は好んで携帯サイトを利用している。
携帯サイトを好んで利用する10歳代20歳代の層と、PCの代替として携帯サイトを利用する3歳0代以上のユーザーに属性を分けて探ってみます。
■携帯サイトのブックマーク数
10歳代~40歳代の7割以上は何らかの携帯サイトをブックマークしている。50代は約4割、60歳代は約3割のユーザーが携帯サイトをブックマークしている。
■携帯サイトのブックマーク数
下記のデータはブックマーク数と、ブックマークしている携帯サイトのデータです。日々アクセスしているSNSや、ブログのブックマーク率が低いがこれは全体数の比率なので低くなっている。
経路検索サイトは年代を問わずブックマークされているのが分かります。
i-modeではQRコードにブックマーク機能を登録させることができるので、通常のQRコードの他に、「簡単ブックマークQRコード」などとWEBサイトに掲載するのも一案でしょう。
10歳代20歳代のユーザーはエンターテイメント系の携帯サイト「girlswalker」や「モバゲータウン」「ゴルゴンゾーラ」「mixi」などを頻繁に利用していることから、口コミなどのバイラルマーケティングのターゲットには向いています。(この層の口コミはバーチャルだけではなく、リアルとも連動しているのをお忘れなく)
この10歳代20歳代の多くは「Yahoo!」や「Google」などの検索サイトを利用して、一般サイトでおもしろいサイトを探す傾向にあります。
公式サイトは有料に対して、一般サイトは無料であることが大きな要因の一つでもあります。
また、検索サイトが頻繁に利用される前はいわゆる「ランキングサイト」から、アクセスランキングの多いサイトへと流れる傾向がありましたが、検索サイトの利用者が増加するとモバイルでの検索エンジン最適化が重要になってきます。
携帯検索エンジンの「CROOZ」が2006に発表した検索用語の順位は
「掲示板」
「デコメ」
「着メロ」
「着うた」
「ストリーミング」
となっている。
画像検索では、「ほしのあき」や、「倖田來未」、「大塚愛」などが人気で、音声・動画の検索では「倖田來未」、「ほしのあき」「ストリーミング」「大塚愛」などといったキーワードが人気が高い。
携帯では良く利用される動画配信の「ストリーミング」といった専門用語が検索されるようになり、コアな携帯サイト利用者が増加してきているのが分かる。
このような名詞キーワードの他に、「つまんない」、「暇」といった感情のキーワードで検索するユーザーも存在している。
ちょっとした暇な時間に携帯サイトを利用するユーザーが多いのだろうが、感情をキーワードに検索するのはPCではあまり考えられないが、今後は、PCの検索サイトでもこのような感情のキーワード検索が増えてくるかもしれない。
ちなみに2007年2月のYahoo!での「つまんない」の1ヶ月の検索数は890であった。
■10~20歳代の携帯サイト
エンターテイメント系をよく利用しているので、ハデなデザインが好まれる。画像や絵文字を多く利用し「楽しそう」という印象を与えるデザインが良いでしょう。
サイトを閲覧している時は常に画面スクロールを繰り返し、目に付いたリンクを直感的な判断でクリックする行動が比較的多い。
携帯サイトで迷わない、または、ページを遷移しても目的のページにたどり着きやすくするための導線を考慮したナビゲーション、サイト設計が必要になります。
携帯メールでのアプローチにも敏感で「○○で検索してみよう」、「○○の情報はこちら!今すぐクリック」などと煽ると検索したり、クリックしたりする。
■30歳代以上の携帯サイト
あくまでもPCの代替としての携帯電話でのインターネット利用であるため、画像や絵文字を好まない。
利用目的が明確な為、軽快でスムーズに動作する携帯サイトを好む。
年配層には、証券取引を携帯サイトで頻繁にチェックするヘビーユーザーも存在しており、携帯サイトの充実した機能も、利用者を増やすための大きな要因となっています。
携帯の検索エンジンの性能がまだ弱いので、検索結果に不満を持っているのもこの層が多いが、検索エンジンの精度が良くなると一気に利用者も増えると考えられる。
10歳代20歳代と、30歳代以上のユーザーでは、携帯サイトの利用目的、好みのデザインなどが、かなり違ったものになるのでターゲットの見極めが重要になります。
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グラフ付きの元記事
http://www.itti.jp/blogdirector/2007/04/post_8.html
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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
携帯サイトは若年層になるほど、利用者が多く、10歳代では47%のユーザーが毎日携帯サイトを利用しています。
最近では40歳代の利用者も増加してきています。
携帯サイトの利用経験が最も多いのが、「着うた」「着メロ」などの「音楽ダウンロード」、次いで路線や時刻表などの「経路サービス」となっています。
一方、日々アクセスする利用頻度の高い携帯サイトは「mixi」のようなSNS(ソーシャルネットワーク)や、ブログ、口コミサイトなど、情報コンテンツが目立ちます。
ブログにはよくGoogleの「AdWords」広告のようなキーワード広告が貼られていることが多いので、クリック先をPC専用のWEBサイトへのリンクだけではなく、携帯サイトへの誘導も広告プランに組み込むか、PCサイト、携帯サイトに自動的に振り分ける機能を実装する方がベターでしょう。
また、「動画のダウンロード」が6位になっています。最近では商品の携帯サイトでもTVCMが見られるようになっているサイトも多くなってきており、ユーザーのニーズが高いことが分かります。
10歳代では「着メロ・着うた」、「ブログ、SNS」の利用が目立ち、40歳代では「交通・地図」などの利用が目立ちます。
10歳代20歳代では、携帯電話でインターネットを利用するのが当たり前となっているのに対して、30歳代40歳代ではPCが利用できない時に携帯電話を使ってインターネットを利用するタイプが多い。
10歳代20歳代は自宅に個人のPCを持っていないのが理由としてあるが、大多数は好んで携帯サイトを利用している。
携帯サイトを好んで利用する10歳代20歳代の層と、PCの代替として携帯サイトを利用する3歳0代以上のユーザーに属性を分けて探ってみます。
■携帯サイトのブックマーク数
10歳代~40歳代の7割以上は何らかの携帯サイトをブックマークしている。50代は約4割、60歳代は約3割のユーザーが携帯サイトをブックマークしている。
■携帯サイトのブックマーク数
下記のデータはブックマーク数と、ブックマークしている携帯サイトのデータです。日々アクセスしているSNSや、ブログのブックマーク率が低いがこれは全体数の比率なので低くなっている。
経路検索サイトは年代を問わずブックマークされているのが分かります。
i-modeではQRコードにブックマーク機能を登録させることができるので、通常のQRコードの他に、「簡単ブックマークQRコード」などとWEBサイトに掲載するのも一案でしょう。
10歳代20歳代のユーザーはエンターテイメント系の携帯サイト「girlswalker」や「モバゲータウン」「ゴルゴンゾーラ」「mixi」などを頻繁に利用していることから、口コミなどのバイラルマーケティングのターゲットには向いています。(この層の口コミはバーチャルだけではなく、リアルとも連動しているのをお忘れなく)
この10歳代20歳代の多くは「Yahoo!」や「Google」などの検索サイトを利用して、一般サイトでおもしろいサイトを探す傾向にあります。
公式サイトは有料に対して、一般サイトは無料であることが大きな要因の一つでもあります。
また、検索サイトが頻繁に利用される前はいわゆる「ランキングサイト」から、アクセスランキングの多いサイトへと流れる傾向がありましたが、検索サイトの利用者が増加するとモバイルでの検索エンジン最適化が重要になってきます。
携帯検索エンジンの「CROOZ」が2006に発表した検索用語の順位は
「掲示板」
「デコメ」
「着メロ」
「着うた」
「ストリーミング」
となっている。
画像検索では、「ほしのあき」や、「倖田來未」、「大塚愛」などが人気で、音声・動画の検索では「倖田來未」、「ほしのあき」「ストリーミング」「大塚愛」などといったキーワードが人気が高い。
携帯では良く利用される動画配信の「ストリーミング」といった専門用語が検索されるようになり、コアな携帯サイト利用者が増加してきているのが分かる。
このような名詞キーワードの他に、「つまんない」、「暇」といった感情のキーワードで検索するユーザーも存在している。
ちょっとした暇な時間に携帯サイトを利用するユーザーが多いのだろうが、感情をキーワードに検索するのはPCではあまり考えられないが、今後は、PCの検索サイトでもこのような感情のキーワード検索が増えてくるかもしれない。
ちなみに2007年2月のYahoo!での「つまんない」の1ヶ月の検索数は890であった。
■10~20歳代の携帯サイト
エンターテイメント系をよく利用しているので、ハデなデザインが好まれる。画像や絵文字を多く利用し「楽しそう」という印象を与えるデザインが良いでしょう。
サイトを閲覧している時は常に画面スクロールを繰り返し、目に付いたリンクを直感的な判断でクリックする行動が比較的多い。
携帯サイトで迷わない、または、ページを遷移しても目的のページにたどり着きやすくするための導線を考慮したナビゲーション、サイト設計が必要になります。
携帯メールでのアプローチにも敏感で「○○で検索してみよう」、「○○の情報はこちら!今すぐクリック」などと煽ると検索したり、クリックしたりする。
■30歳代以上の携帯サイト
あくまでもPCの代替としての携帯電話でのインターネット利用であるため、画像や絵文字を好まない。
利用目的が明確な為、軽快でスムーズに動作する携帯サイトを好む。
年配層には、証券取引を携帯サイトで頻繁にチェックするヘビーユーザーも存在しており、携帯サイトの充実した機能も、利用者を増やすための大きな要因となっています。
携帯の検索エンジンの性能がまだ弱いので、検索結果に不満を持っているのもこの層が多いが、検索エンジンの精度が良くなると一気に利用者も増えると考えられる。
10歳代20歳代と、30歳代以上のユーザーでは、携帯サイトの利用目的、好みのデザインなどが、かなり違ったものになるのでターゲットの見極めが重要になります。
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グラフ付きの元記事
http://www.itti.jp/blogdirector/2007/04/post_8.html
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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/